仕事探しをする上で、まずは自分自身について理解を深めることはとても有意義なことです。たしかに、そうした面倒なことをスルーしてすぐさま求人情報をかき集めて動いた方が効率的なように感じますが、自力で仕事を探すにしても、求人サイトに登録して探すにしても、結局は自分の本音と向き合わなければなりません。闇雲に仕事を探して遠回りしないためにも、自己分析をして自分自身の性格や得手不得手を把握するところからはじめてみましょう。
自己分析の進め方としては、たとえば介護現場でのエピソードを思い出し、過去の経験に基づいて自身の考え方や業務への姿勢、大切にしている信念などから、自分の長所や短所を探っていきます。少しでもアピールできそうなものがあれば、それは自分の長所であり強みです。一方で、嫌だったことや苦手だと感じたことも自分の性格を知る上で重要で、今後の仕事探しのヒントになります。苦手なことであっても、それを克服したいのかどうかまで深く心の中を探ってみましょう。自分がどのような性格で、どのような条件を次の仕事に求めているのかが洗い出せるため、自然と希望する条件も絞れるはずです。その中でも、これだけは譲れないというものに優先順位をつけることで、自分の性格と深層心理に基づいた求人を探し出せます。
これまでの仕事を振り返り、キャリアや保有するスキルの棚卸しをするのも1つの手です。介護業務は、デイサービスや訪問介護、特別養護老人ホームなどさまざまな形態での仕事があります。なおかつ、常勤やパートなど働き方も人それぞれで、過去にどのような経験をしたのかをしっかりと自分の中で整理することが大事です。このキャリアとスキルの棚卸しが自分の得意とすることやアピールポイントの発見に繋がります。そのため、できるだけ多くの過去の職務経験を紙に書き出すなりして可視化し、自分でも気づかなかった新たな魅力と強みを見つけ出しましょう。また、これらの自己分析とキャリアの整理によって今後、どのような介護に携わって行きたいのかが明確になります。3年後や5年後などの先を見据えたときに、具体的な将来像をイメージすることで目標が定まり、自然と歩みたい道が開けてくるでしょう。これが後々のキャリアプランを練る上での解決の糸口となります。介護職としてやりがいのある仕事を探し出すためには、まずはこうした自己理解を深めることが一番の近道なのです。
2022/2/2
このサイトの目的
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